まもなく3月11日

安心安全

復興の裏側

まもなく東日本大震災から13年、
東北の地を訪れました。
仙台空港では、
津波到達高さ3.02mという表示を見つけ、
この1階ロビー一面、
冷たい海の水だったんだと思うと、
あらためて当時の悲惨な状況に
心が痛みました。

街にでると、週末ということもあり
もう普通の賑やかさでいっぱいです。
夜も賑わっていて、
名が知れているお店は、
予約しないと入れない状況でした。
何軒か回って入ったお店は、
個室も何部屋かある割と大きめのお店でしたが、
お客さんはかなり少ない状況でした。
店員さんはとても愛想がよく、
お料理もおいしく、
なぜだろうと思っていたら、
店員さんは女性一人だけでした。
聞いてみたら、
今日は1人だけでやっているとのこと。
1人で調理から会計まで、
かなり大変です。
もしかしたら
予約は受け付けず、
当日来たお客さんだけに
限定していたのかもしれません。

震災後ようやく落ち着いてきた頃に
コロナの影響を大きく受け、
そして今は人材不足です。
震災からの復興は
本当にすばらしいものがありますが、
その陰で苦労をされていたり、
ずっと悲しい思いをされている方は
まだまだたくさんいらっしゃいます。
3月11日は、
表に出ている良いことばかりに
目を向けるのでは無く、
これからも続くであろう
東北の皆さんのご苦労についても
思いを馳せる日にしたいと思います。

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