150歳の鉄橋

変わる

地方創生を考える

もう何十年も住んでいる地元の河川敷で、
今さら気づいて驚いた景色がありました。
JR東海道本線にかかる川の鉄橋の橋脚が、
上り線側だけレンガ造りだったのです。

調べてみると、
1874年(明治7年)に完成した鉄橋の橋脚を、
1914年(大正3年)に鉄柱式からレンガ造りに付け替えたようです。
レンガ造りも驚きなのですが、
日本で最初の鉄道が1872年新橋~横浜間で、
近所にあるこの線がその2年後、
というのにもびっくりです。
開通して150年にもなるとは。。。
長く地元に住んでいても知らなかったので、
このようなことが語り継がれないのは、
少し残念に思いました。

日本にはすばらしい景色がまだたくさんあります。
地方においては、
高齢化や過疎化などの課題は多いですが、
課題の解決に向け、
例えば複数の交通機関を最適に組み合わせて利用できる
MaaS(Mobility as a Service)など、
移動の利便性を高める工夫も始まっています。
このようなモビリティサービスなども活用し、
観光に訪れるだけで無く、
地域と多様に関わる関係人口を増やして、
歴史ある日本の良さが途絶えることの無いよう、
守っていかなければいけないなと思いました。

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