面談より雑談

変わる

インタビューよりチャット

組織で仕事をする中で、
最近はスタッフのエンゲージメントがよく話題になっています。
エンゲージメントとは何か、
色々な捉え方がありますが、
一人ひとりがやりがいを持って、
いきいきと長く働くことができる、
そういう観点で取り組んでいるところが多いようです。

私はチームで仕事をする上で、
「雑談」の重要性をとても感じていました。
最初に感じたのは、まだ20代のころ。
みんなの仕事が急に忙しくなって、
休憩時間を取ることすら難しく、
仕事の会話だけで一日が終わるようになっていました。
それからというもの、
皆のやる気が無くなってきて、
チームワークが崩れていくような場面に
何度か遭遇しました。
最初は何でこんなことになっているのかわからなかったけど、
皆と話していると、
休憩時間などで雑談しなくなったからではないか、
と思うようになりました。

20代という経験の浅い頃ですので、
本当にそれが原因か、確信が無かったのですが、
それからずっと働いてきて、
やはり仲間との雑談は大切だと実感しています。

人事評価をする立場になった時、
社員一人ひとりの強みを引き出すために、
雑談をとても大事にしていました。
会社には人事面談という時間はありますが、
決まった時間にかしこまって話をするよりも、
毎日一言でいいから雑談することの方が、
本当に大切です。
ちなみに英訳で調べてみると、
面談はinterview、
雑談はchat、と出てきます。
(もちろん他にもありますが)
インタビューより
チャットの方が、
なんか話やすい感じがしますよね。

チャットという言葉が日本で当たり前になったのは、
スマホが登場して、LINEアプリなどが出てきた、
2010年以降のようです。
昭和の固い頭で面談に力を入れるより、
チャットのノリでの雑談を楽しみたいと思います。

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