ヘアドネーション

挑戦

思いやりと共に

美容院で
毛先を長めにカットしました。
ヘアカットをすると、
いつも2人の女性のことを思い出します。

一人は
子供向けイベントをするために行った病院の
小児病棟に入院していた
小さな女の子、
髪の毛がほとんど無いので、
ウィッグを付けていました。
イベントが始まる前、
女の子は泣きそうになりながら
「このウィッグはやっぱりいやだから
 別のものを持ってきて」
とお母さんに訴えていました。
女の子はイベントをとても楽しみにしてくれていて、
その日の気分に一番合うウィッグで
参加したかったみたいです。
お母さんが取りに行って、
イベントが始まるとき、
女の子はお気に入りのウィッグで、
笑顔一杯で参加してくれました。

もう一人は
以前勤めていた会社の後輩。
髪が腰くらいまで
とても長かったのですが、
ある朝見かけると、
30センチ以上ばっさりカットしていました。
私は思わず、
「ヘアドネしたの?」
って尋ねました。
ヘアドネはヘアドネーションといって、
伸ばした髪の毛を
医療用ウィッグの素材として寄付する
ボランティア活動です。
彼女とヘアドネの話を
一度もしたことがなかったのですが、
いつも直向きに一生懸命がんばっていて、
思いやりあふれる人だったので、
もしかしてと思い聞いてしまいました。
彼女は突然聞かれて驚いたようですが、
そうなんです!と言って、
うれしそうに色々話をしてくれました。

助けを求めている人がいて、
助けたいと思う人がいる、
この日本で
思いやりの心と共に
色々な助け合いがなされているのは
素晴らしいことです

私はヘアドネはやったことがないけれど、
献血はやってきたので
出来なくなるまで続けていこうと思います。
これまでの献血回数34回、
単純計算で13リットル以上は献血しました。
69歳まで献血できるので、
50回達成を目指します!







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