将棋の世界では有名な方が、
「人生も将棋も実力で決まる世界ではあるが、
それに加えて運をよくするにはいくつかの要素がある」
と話されていました。
一つは笑うこと、
次に謙虚であること、
そして運の悪い人と付き合うのをやめること。
運の悪い人とは？というと、
人の悪口ばかり言っているとか、
誰かを恨んでいるとか、
そういう人だそうです。
なるほどな～と思っていると、
もう一つ面白い話がありました。
試合で負けてスランプに陥った時は、
自分が最高の状態だった時に通っていた飲み屋に行くそうです。
そこで自分の実力不足で負けているのか、
運気が下がっているのか、
冷静に見極めるそうです。
なんか面白いです～
最高の状態だった時に通っていた飲み屋に行くことで、
当時の自分の感覚や環境を再現することができるからでしょうか。
人間の記憶や感情は、場所や匂い、雰囲気などと強く結びついているので、
過去の成功体験を思い出しやすくなるのかもしれません。
そこで何が変わったのかを冷静に振り返ることができる。
たとえば、飲み屋の常連や店主と話すことで
「昔の自分はもっと余裕があったな」とか
「最近の自分はちょっと焦りすぎてるかも」と気づけるかもしれません。
もし、当時と変わらない自分がそこにいるのに負けが続いているなら、
単純に実力不足。
でも、何か違和感を感じたり、居心地が悪くなったりするなら、
運気が下がっている可能性がある、
と見極められるのかと思います。
まさに「昔の自分と今の自分との共存」。
人は時間が経つにつれて無意識のうちに変化してしまうものですが、
「過去の自分が輝いていた場所」に行くと、
その頃の感覚がよみがえります。
そこで違和感なく馴染めるなら、本来の自分のままでいる証拠。
でも、もし居心地が悪く感じたり、周りとの会話が噛み合わなかったりしたら、
何かがズレているサインかもしれません。
ある意味で「自分の軸を確認する場所」。
私も過去の自分が輝いていた場所に行ってみようと思います。
結果がどうなるか楽しみです！
