ウェルビーイングを考えて気づいたこと
サラリーマン生活一区切りとなり、
今までと全く違う時間を過ごしている中、
ようやく自分にとってのウェルビーイング(良い状態)が
見えてきたような気がします。
サラリーマン時代は、
今の自分は本当にやりたいことをやっているのか、
ふと疑問に思うことがありました。
忙しいからやることはたくさんあって、
仕事においての達成感はあったのですが、
これが本当に自分がやりたいことなのだろうか、
これで自分の心の豊かさが保たれているのだろうか、
という漠然とした疑問がありました。
ウェルビーイングについて少し勉強してみると、
私の場合、疑問の原因は大きく2つあったようです。
ひとつは、
忙しく日々を過ごし、
自分を知ることに時間をかけていなかったこと。
もう一つは、
日常のほとんどが
しなければならないこと(have to)で、
やりたいこと(want to)があまりにも少なかったことです。
時間の使い方が下手で、
何においても忙しさを理由にしていたから、
ということもあったと思います。
自分のことを知らないと思ったのは、
「時間を忘れるほど没頭することはあるか」、
と質問されて答えられなかったからです。
子供の頃はたくさんあったのに、
今は仕事以外思いつかなくなっていました。
本当に自分がやりたいことは何なのか、
わからなくなっていたのです。
最近意図的に、
今一番やりたいことをする時間、
というのを作っています。
今一番、なので、
日によってやりたいことが違っています。
そうすると、
自分のやりたいことって、こんなことだったんだ、
と、自分自身に驚くこともあるし、
深掘りすることで、
新しい発見もあります。
本当にやりたいことが見つかる時というのは、
周りを気にせず自分がやりたいことに心が動き、
時間の使い方が変わった時のようです。