仕事と子育て

変わる

男女格差は課題

アイスランドの子育て環境が紹介されていました。
子育てしやすい国として有名のようです。
医療費は歯科含めて18歳まで無料や、
学校の授業料は大学まで無料、
日本でもすでに様々な取り組みが始まっていますが、
何と言っても職場での男女格差が無いことが魅力で、
男女ともに定時退社は当たり前、
男性の育休取得率が80%を超えているそうです。
さらに、親は子供の犠牲にならず
一個人として人生を楽しもうという環境があり、
子供に対しては
主体性や自分らしい生き方を身につける教育が
尊重されているようです。

日本では、
女性活躍推進や子育て支援、産む産まない問題、
色々議論されています。
ただどれだけ経済支援や休暇制度が進んでも、
日本の子育てにおける男女格差が改善されない限り、
キャリアとの葛藤が壁になるのではないかと思います。
これまで私も、
仕事を続けたいから産まない、という人を
何人も見てきました。
もし会社などに属していて出産したら、
最低でも産前産後の3ヶ月ほどは休暇になります。
自分の人生の中のブランクをどう埋めていくか、
大きな悩みです。
そして仕事に復帰してどんなにがんばっても、
最初は子育て中の社員としてバイアスがかかるのが実情です。
男性が女性と同等に育児をすることへの理解が少なく、
女性の負担が大きい状況にある限り、
産まない女性が増えていくかもしれません。

それでも、
男性が育児休職をとり、
その間女性が働くという状況も増えているようです。
男女格差無く子育てをするのが当たり前となり、
皆が人生を楽しめる日本になるよう、
少しずつでも変わっていってほしいなと思います。

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