命を繋ぐということ

変わる

赤ちゃんの誕生に感謝

息子夫婦に赤ちゃんが産まれました。
2075gの小さな赤ちゃんです。
産まれてすぐNICUに入り、
保育器の中で鼻と口は人工呼吸器で覆われ、
身体中チューブだらけになりました。
でも母子ともに健康でなによりです。

産まれて次の日、
自分で呼吸ができるようになったのか、
人工呼吸器がはずされました。
ただミルクを飲み込むことができないので、
口から胃にチューブを差し込んで
栄養を与えていました。
5日ほど経つと、
哺乳瓶でミルクが飲めるようになりました。
哺乳瓶を近づけるだけで口を開け、
足をばたつかせて、
ちゃんとゲップもできるようになっていました。
驚異的な成長です。
日々がんばって成長している赤ちゃんに
こちらが勇気づけられています。

今回、病院の先生をはじめとする
医療関係の皆さまには、
本当に頭が下がる思いです。
出産予定日より1ヶ月以上早く、
お母さんに異変があり、
深夜でしたが、
県内で唯一NICUがある病院に緊急搬送していただけました。
それから出産までの間、
絶対安静で病室から一歩も出られない状況でしたが、
誠心誠意看護を続けてくださり無事出産、
お母さんと子供の命を守ってくださいました。
本当に感謝しかありません。

今の日本は、産婦人科医師が激減し、
分娩を取り扱うクリニックも
年々減少しています。
産婦人科だけでなく、
命を支える医療関係の皆さまは
とても厳しい環境下で
様々な患者さんのために
誠心誠意尽くしてくださっています。
命を支える現場の皆さんが、
もっといきいきと余裕を持って医療に従事できるよう、
少しでも環境が改善されたらいいなと
心から思いました。

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