恩送り

ほんわか

毎朝ウォーキングをしていると、
いつも見かける人が何人かいます。
その中で、すれ違うときにあいさつを交わしている人が
少しだけいます。
今朝、そのうちの一人の女性が、
あいさつだけでなく、
大きく手を振ってくれました。
たったそれだけのことなのに、
驚くほど心が温かくなり、
一日中ハッピーな気持ちになれそうだと感じました。

人間はいくつになっても、
誰かに存在を認められると嬉しいものです。
人の心理としては、
「承認欲求が満たされたから」とか
「幸せホルモンが出たから」と
結論付けることもできますが、
知らない人であっても、
小さな行動一つで「つながり」を感じることができる
そういう体験そのものが、
人の心を動かすのだと改めて感じました。

この体験を通して、
自分がうれしくなることをしてもらったら、
次は自分も同じ事をしようと思いました。
子どもでもわかっていることやん、
と言われそうですが、
歳を重ねるにつれて、
こんなことができなくなっていく自分に気がつきました。

いつもよりちょっと大きめの声であいさつをする、
家族や友人に「いつもありがとう」と伝える、
お店の店員さんにプラスαの一言を添える、
どれも簡単なことですが、
それが誰かの心を温め、
その人もまた次の誰かに
優しさを伝えていくかもしれません。
『Pay it forward~恩送り~』の実践です。

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