女性活躍推進いつまで?
東京都知事選の結果が出て、
当初女性同士の争いかと思いましたが、
2位は男性でした。
女性の勝ち負けという話では無く、
男女関係なく、
同じ土俵で対等に戦っていること自体に
時代の変化を感じました。
そして10年前、管理職研修に参加した時の、
担当の講師からの言葉を思い出しました。
「10年後には女性活躍推進という言葉は衰退していく。」
当時の私は本当かなと思いました。
女性活躍推進という言葉がまだ浸透し始めで、
企業も自治体も女性のリーダーの割合が少なかった頃です。
この状況ならとてもじゃないけど
10年くらいで解消されるとは思えないと
半信半疑でした。
10年経って、言葉が衰退するまでには至っていませんが、
若い世代を中心に、男女差に対する考え方は
かなり変わってきたと思います。
今回の選挙も、リーダーを選ぶ基準は、
男性か女性か、という観点は無く、
その人自身をしっかり見て選んだ方が多かったようです。
女性であっても男性と対等に評価される、
同じ土俵で戦うことができる、
これは大きな進歩であり、
昔からまだ残っている
男尊女卑観念が衰退してきたという
大きな変化だと思います。
それでも女性がいきいきと活躍するためには、
もっともっと改善が必要です。
介護や育児における女性の負担改善や
男性の働き方改革、
課題は山積みです。
今回の選挙で、
炎上も含めて色々議論されていますが、
若い世代が活躍する未来に向かって、
プラスの改善に繋がればいいなと思います。