大切なエッセイ集

ほんわか

部活に忙しく、
本を読むことが少なかった中学生の頃、
唯一お気に入りだったのは、
母親が持っていた
「すてきなあなたに」という
「暮らしの手帖社」発行のエッセイ集です。
大橋鎭子さんという方が、
実際に目で見てすてきだと思った事や
人と接している時に感じたすてきな事などを綴っていて
中学生の私にとっては
すてきな大人への憧れを感じていました。
断捨離するたびにこの本だけは捨てられず、
今まで持ち続けています。
なぜこの本が好きなのか考えてみました。

🌿 1. 日常の中に「美しさ」や「喜び」を見つけるセンスがある
   派手な出来事ではなく、
   日々の暮らしの中で感じた
   ささやかな「すてき」に焦点を当てています。

🌸 2. 「本物の豊かさ」を直感で見抜いている
   食事のレシピや人との関わり方など、
   暮らしの中で役立つ知恵が
   おもてなしと共に綴られています。

☕ 3. 利他の心を自然に大切にしている
   他者へのまなざし、感謝、思いやりの心が、
   この本全体を通じて感じられます。

「あたりまえの生活が一番幸せ」
だと思っている私の人生観は
この本との出会いがあったからかもしれません。
今あるもの、今いる人、今感じることを大切にする力って、
実はとても深くて強いもの。
それを中学生の頃に教えてもらったことに
本当に感謝です。

変化の激しいこれからの時代、
日常にある奇跡に気づき、
ありのままの自分で人とつながりながら、
丁寧に日々を慈しむ生き方ができればと思います。

<暮らしの手帖HPより>
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1029.html

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