所作を見直す

変わる

雑にするから雑用

家の中でのほんの些細なことだけど、
面倒くさいから
ついついやってしまうことがあります。
例えば、
ベランダに出るときスリッパのまま出る、
靴を履いたままつま先立ちで忘れ物を取りに行く、など。
急いでいるから、とか、
ちょっとくらいいいわ、とか、
要領よく、は言い訳で、
結局面倒くさいだけなんですよね。
最近になってようやくですが、
意識してやらないようにしています。

所作にはその人の内面が映されると言われています。
家の中での行動なので、誰も見ていないけど、
気を抜いた所作が習慣になっていると、
気づかず間に人前で出てしまい、
周りから見ると、
なんか雑やね、とか、
いつもバタバタしてるね、とか、
心に余裕が無いように見られます。
一方で、所作が美しい人は、
動作や立ち居振る舞いが、
ゆっくりでとにかく丁寧で、
心がこもった動きに見えるので、
とてもステキですね。

若い時に上司から、
仕事に雑用は無い、
雑にするから雑用になる、
と教えてもらったことがありました。
何をするか、
ではなく、
どんな心でそれをするか、
そういうことなのかもしれません。

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