テレビで、中高一貫教育の公立学校が紹介されていました。
とても楽しそうで行きたくなりました。
生徒たちは「グローバルな視野」と
「地域に根ざした心」の双方を大切にし、
お互いに刺激し合いながら成長しているそうです。
グローバル人材の育成というと、
どうしても「海外で活躍する」ことに目が向きがちですが、
「地域と結びついたグローバルな人材」を育てるというのは、
日本社会の未来を考える上でとても大切だと思います。
先生は4人に1人が英語ネイティブで、
英語をただの「教科」として学ぶのではなく、
生活の一部として使う環境が整っているようです。
日本は少子高齢化で労働力が減少する中、
次世代を担う子どもたちの教育の質がますます重要になると思います。
学費の無償化も経済的なハードルを下げる点では大切ですが、
それだけでは十分ではなく、
「どんな教育を提供するか」が鍵だと思います。
例えば、これからAIやロボットが発展し、
単純労働の多くは自動化される中、
「人間にしかできない価値創造」がより求められると思います。
それに対応するには、
創造力、コミュニケーション力、多様性を受け入れる力、
そして何よりも「自分で考えて行動する力」が必要になってくると思います。
一方教育の現場では、
教師に関する課題が多く存在します。
教師の負担が大きく、残業が常態化し、
休日も部活動の指導で休めない先生が多く、
精神的にも肉体的にも追い詰められている現状があります。
教師のなり手が減少していることも深刻です。
事務作業の外部委託や部活動の地域移行など、
すでに解決策に取り組んでいる自治体はありますが、
課題解決に向けてどうあるべきなのでしょうか。
教育を「学校だけに頼る」のではなく、
地域や企業、家庭、オンライン学習など、
多様な学びの場を活用することは重要だと思います。
特に「生きる力」を育むために、
知識詰め込み型から「思考力・表現力・判断力」を重視する教育や、
学校だけでなく、地域や社会とつながる体験型学習などは
今一層必要になってくると思います。
これからの未来を背負っていく子どもたちが、
人と比較されて疲弊するのではなく、
自分のペースを大切に、
イキイキと楽しく学び成長することができるよう、
大人たちこそ変化を受け入れ行動していくことが
大切になると思います。