クリスマスの街は
楽しい時間を過ごしている人達でいっぱいですが、
そんな中SNSで見かけた言葉が心に刺さりました。
「うちにはサンタさん、来ないんだって」
これを書いたのは、小さな子どもでした。
サンタクロースを信じる小さな子どもが、
そんなことを言わないといけないなんて、
思わず胸が痛くなりました。
世の中には「クリスマスなんて関係ない」
と感じる子どもたちがたくさんいます。
家に居場所がない、十分にご飯を食べられない、
プレゼントどころか
サンタクロースなんて本当はいないと
教えられてしまう子たちも。
私たちが当たり前に楽しんでいることが、
誰かにとっては遠い夢。
これは子ども達だけでなく、
被災地の方や、大切な人を亡くされた方や、
今とても悲しい思いをされている方も
同じだと思います。
でも私達には何もできないと
無力感に浸って終わるのではなく、
誰にでもできることはあるはずです。
もしかしたら、こうやって、
誰かを思うことだけでもいいのかもしれません。
そうすると、
誰かを思う時のちょっとした優しさや思いやりが
自分の行動を変えて、
誰かを思う一歩の行動が
周りの行動も変えていき、
大げさかもしれませんが、
少しずつ世界をも変える力になるかもしれません。
「うちにはサンタさん、来ないんだって」
この一言が今日一日ずっと頭から離れず、
色々考えていたクリスマスでした。