ある作家さんが、
「私の周りには一緒にいると楽しいと思える人や、
自分もがんばろうと思える人がいる。
そんな人たちの存在は、
人の器でできる立派な社会貢献に値すると思う」
と話されていました。
また、
「それぞれの環境で周りの人を幸せにしていくことが、
人間として生まれてきた使命だと思う。
もし周囲を幸せにしたいと思うのなら、
まずは自分が幸せに生きること」
とも話されていました。
とても共感できる考え方だと思いました。
自分自身が幸せでいると、
そのポジティブなエネルギーが
自然と周りに伝わっていくと思います。
自分がイキイキしていると、
周りの人も「なんだか楽しそうだな」と感じて、気持ちが明るくなる、
逆に、自分が疲れ切っていたり、無理してがんばりすぎていたりすると、
それも周囲に影響を与えてしまう、
だからこそ、まずは自分の心を満たして、
毎日を楽しむことが大切なんだと思いました。
最近、心が温まる出来事がありました。
元部下から連絡があり、
これまで長年努力を続けてきた仕事で昇格したとのこと。
私は胸がいっぱいになり、思わず涙がこぼれました。
その方とは辛い時期も一緒に乗り越えてきました。
悩んだこと、試行錯誤しながら前に進んだこと、笑い合ったこと……。
そのすべての時間が蘇り、
「本当によくがんばったなぁ」と心から誇らしく思いました。
人の成長を心から喜べることも、大きな幸せです。
自分の行動や考え方が少しでも誰かの背中を押せていたのなら、
それだけで十分に価値のあることなのだと思いました。
日々の中で、小さな幸せに気づき、それを誰かと分かち合うこと。
それが積み重なることで、
人生はより豊かになるのだと思います。