節分の時、
鬼に扮したお父さんを見て
ギャン泣きした孫の動画があり、
それを何回も見て笑っています。
私の息子が小さい時もそうでしたが、
子どもは泣くほど怖いものを見た時、
大人と違い、
目をそらさず何度も見て泣き続けます。
なんで見てしまうのだろう?と調べてみると、
新しいモノや冒険を求めるような、
新奇性探求という気質が関係しているようです。
”赤ちゃんの脳はまだ世界のルールを学んでいる途中なので、
怖いものと安全なものの区別がつきにくく、
じーっと見つめて、これは何だろうと理解しようとしている”、
”大人は怖いと思ったら目をそらして自衛するけれど、
赤ちゃんは、怖い~でも気になる、と興味が勝つことがある”、
”これはどこまで怖いのかを知るために
何度も確認してしまうパターン認識の学習”、
など、色々解釈がありました。
大人もホラー映画を見ると、
怖くても薄目を明けて見てしまう時があるので、
それと似ているのかもしれません。
ちなみに、脳科学や心理学では、
リスクを冒してでも新しい物事に挑戦しようとする性質のことを
「新奇探索傾向」と言うそうです。
人の脳内では快感を得た時にドーパミンが分泌され、
新奇探索傾向が高い人はその快楽が癖になっていて、
常に新しい刺激を追い求め続けるそうです。
これからの時代、赤ちゃんのように
怖いものにもガン見するくらいの好奇心が必要なのかもしれません笑