今はスマホに翻訳機能があり、
多言語に対応しているのでとても便利です。
でも現地の方はこの会話は普通なのかな?
と疑問に思うことはよくあります。
「私は、彼女は優しくないと思います。」
「私は、彼女は優しいとは思いません。」
この2つの会話は、
日本語だと意識して使い分けている人は
少ないと思いますが、
英語圏では、
「私は、彼女は優しいとは思いません。」
を使う頻度の方が圧倒的に多いそうです。
主語の次は動詞という語順や、
自分の主張をはっきりするという習慣が
影響しているのかもしれませんが、
内容を否定するよりも、
思考動詞を否定するのだそうです。
そう言われてみれば、
彼女は優しくない、と彼女を直接否定するより、
彼女は優しい、を前提に、
自分はそうは思わない、
と言った方が、
ソフトな印象なのかもしれません。
普段からネガティブな会話は
あまりしたくないと思っているので、
この否定方法はとても勉強になりました。
小さな使い分けですが、
これができると、
自分がそう思っているだけなのに、
いかにも皆が思っているように誤解させる発言は
少なくなるのかもしれません。