お客の立場でできること
今の仕事にやる気を持って働いているか、
という世界調査では、
日本は以前から下位にある、
というニュースをやっていました。
自分自身を振り返ってみても、
仕事はお金を稼ぐ手段、
単なる労働でしかなかった時期も
ありました。
最近行った居酒屋で、
がんばっているなぁと感心する
若い女性のスタッフがいました。
その日は金曜日の夜で、
お店もかなり混雑、大忙しの状況でしたが、
彼女はずっと元気で大きな声であいさつをし、
何度呼んでもいやな顔ひとつせず、
笑顔で爽やかに対応してくれました。
忙しくなるほど、
丁寧な対応を続けるのは難しいと
自分も何度も経験しているので、
偉いなぁと思い見ていました。
今までお店でそのようなスタッフを見ても、
声をかけることはしていなかったのですが、
最近は声をかけるようにしています。
今回も、
「忙しいのに元気で明るい対応で、
笑顔がいいね」
と声をかけてみると、
「ありがとうございます！」
だけでなく、
「うれしいです！
とても励みになります！」
と笑顔で返してくれました。
何気ないやりとりかもしれませんが、
私の一言が励みになると言ってくれたことが
とてもうれしく、
若い世代が一人でもやる気を持って働くことに、
私でも役に立つかもと思いました。
最近は社会全体の繋がりが薄くなっていて、
そこからやる気を失ってしまう方もいるかもしれませんが、
こうやってがんばっている方は
たくさんいらっしゃいます。
そんな人たちが
毎日イキイキと働き、充実感を得られるよう、
お店であったら、
お客の立場でできることもあるはずです。
良いことを見つけたら褒めてあげる、
そんな些細なことから
やっていこうと思いました。
