国土交通省の環境政策として
多くの自治体がグリーンインフラに取組んでいます。
私の街でも緑いっぱいの公園が整備されました。
都市部、郊外部、農山漁村部、
ともに生態系を大切にした取組みが進めばいいなと思います。
グリーンインフラ施策とは、
生態系ネットワーク、気候変動対策、
地域住民の参加と愛着などを着目点として、
自然の機能を活かして、
インフラ機能を果たしていくものだそうです。
私は公園の整備以外何をやっているのかわからなかったのですが、
学校や病院の敷地緑化、
ビオトープ付きの図書館や市役所、
魚が戻る川の再生など、
各地で色々なアイデアを出して取組んでいるようです。
私は都市部に住んでいるので、
気候変動対策とビオトープはとても気になります。
ビオトープについても、知らなかったのですが、
生き物のすみか(生息空間)であり、
人間が手を加えながら、
生き物と人の共生の場として育てていくのが特徴だそうです。
気候変動とのつながりは深く、
例えば、土や水が熱を吸収・緩和することが、
ヒートアイランド減少の軽減になる、
動植物の生息域を守ることが、
気候変動の一因である生物多様性の現象を防ぐのだとか。
面白いことに、
騒音を打ち消すグリーンインフラもあるそうで、
密に植えた樹木帯や、
せせらぎ・水の流れは、
静けさを感じさせる力があるそうです。
まもなく近くの空港の隣に公園ができるのですが、
飛行機の迫力を楽しむスポットというだけでなく、
騒音があるとしても、
音+視覚の体験として、
大空を感じる癒し空間になればいいなと思います。