学び多い作品
先月久しぶりに映画館で観た映画が、
「君たちはどう生きるか」で、
もう一つ観たかった「ゴジラ -1.0」を
やっと観てきました。
MX4Dのシートで、
しかもモノクロ映像版だったので、
圧巻でした。
MX4Dは今更ながら初めて体験したのですが、
ゴジラが襲ってくると
背中をつつかれたり、
海からゴジラが現れると
水しぶきのようにミストが顔にかかったり、
技術革新による疑似体験に驚きの連続でした。
VFXによる迫力は想像以上に素晴らしかったのですが、
それ以上に、力を合わせて戦う、
人間の強さやたくましさの描き方が素晴らしく、
感動の連続でした。
時代設定が戦後で、
日常を取り戻すまでまだほど遠い状態なのに、
ゴジラの来襲が追い打ちをかける、
武器も満足に持っていない中、どう戦うのか、
映画で描かれていた人の強さは、
心打つものがありました。
できるかできないか、ではなく、
やるかやらないか、で
人々が結束して這い上がっていたことや、
わずかな可能性に向かって
自分に何ができるかを必死で考え、
全員の力を結集させ、
信念を持ってやり遂げたこと、
などです。
最近観たこの2つの映画は
アカデミー賞にノミネートされました。
長きにわたる戦争が起ったり、
太刀打ちできないような自然災害が起ったりする、
今の時代を、
どうやって乗り越えていけばいいのか、
そういうことを考えるきっかけとなる、
素晴らしい作品だと思いました。