川下の砂利にならない

変わる

時代が変わっていく中、
新しい発想が必要だと思うものの、
凝り固まった自分の頭にがっかりします。
若い世代の方が、
新しい発想でイノベーションを起こし、
どんどん新規事業を立ち上げていく姿を見ると
とてもうらやましくなります。

会社に勤めていた時、
川下の砂利になるな、と言われて
うまいこと言うな~と思い、
いつも意識して行動していました。
新入社員の時は、
川上にあるごつごつした石で、
皆違う個性を持っているけれど、
会社という川の中を流れる内に
角が丸くなって、
最後は川下で丸い砂利になる、
しかも皆同じ形で。
そんな社員は要らない、と言われました。
その通りです。
会社の中で認められるために
前例主義、規定主義、データ主義にはまり、
個性よりも、安全な優等生を目指す、
そんな会社人生、面白くないです。

これまでは、
周囲に気を遣いながら
話すことが多かったけれど、
最近は、正直な気持ちで、
感性から出る言葉で
話すようにしています。
相手からどう思われているのか、
あまり気にならなくなりました。
個性を大切に、
自分で考え自分の信念を持つ、
そして思いやりは忘れずに一歩踏み込む、
そんなことを大切にしていきたいと思います。
自分の意志に反した、
丸い石のような優等生からは卒業です。

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