やさしく受け入れてくれるうれしさ
近所のスーパーで職業体験をしている中学生を見て、
息子の職業体験の時を思い出しました。
多くの職種から選ぶことができたので、
散々迷ってしまい、締め切りぎりぎりになってようやく決めたようでした。
初日、不安げに家を出て、無事帰ってきた時、
「どうやった?自分で決めた仕事でよかった?」
って聞くと、
「いい人たちでよかったわ!」
えっ、そこ? 仕事の内容じゃないんや。
どんな仕事をするか、ではなく、どんな人たちと仕事をするか、
中学生でも最初に対人ストレスの壁があるんだと気づきました。
私が初めて転勤したとき、ほとんど初めての方ばかりで不安でしたが、
すぐにやさしく声をかけて迎えてくださった方が何人かいて、
今でもその方達には本当に感謝しています。
皆さんいつも笑顔を絶やさず、純粋な気持ちを持った方です。
人の記憶に残るような方はすてきですね。
新しい輪の中に入るときは、いくつになっても不安だし勇気がいるものです。
これからもし自分が受け入れる立場になった時には、
すぐに声をかけて笑顔で迎えてあげたい、
それが、今まで私をやさしく受け入れてくださった方への
恩返しにもなるのかなと思います。