勘違いは起りやすい
ある俳優さんのインタビューを聞いていて、
いいなと思ったことがありました。
その方は子役のお子さんに対しても、
一人の俳優として敬意をもって接することを
心がけているそうです。
過去には、
まだ無名だったオードリー・ヘップバーンと
ローマの休日で共演することになったグレゴリー・ペックが
この女の子は必ず大スターになると予測し、
彼女を自分と同等の立場で対応するよう
撮影所に伝えていたという話もあります。
世の中の色々な場面で、
勘違いが起きています。
例えば仕事の得意先の方と接する時と
業務の委託先の方と接する時とで
話し方や態度を変える人、
上司に対してはへつらい、
部下は見下す人、
そういう勘違いをしている人を見ていると、
同じ人間としてとても悲しい気持ちになります。
立場や地位に違いはあっても、
人としての上下ではありません。
世の中には様々な役割があり、
それぞれ重要な役割として
一生懸命全うされています。
どんな立場の人にも
常に敬意をもって接している人を見習い、
自分自身を高めていくお手本にしたいと思います。