ある小売業の社長さんの言葉です。
「小売業がうまくいくかどうかの指標はただ一つ。
売り場がどれだけお客さまに満足されているか。
それ以外にありません。
あの店が好きだといってもらえることが、商売にとって一番重要なこと。
ただしそのためには、
人財教育にはかなりの投資をしなければいけませんが。」
この最後の「人財教育にはかなりの投資をしなければならない」
全く同感です。
最近は利益が落ち込むと、真っ先に人財教育を削減するところが多く、
とてもがっかりします。
この社長さんのように、人財育成にしっかり投資するというトップの意志、
すばらしいと思います。
人財育成は短期的にはコストですが、
長期的には会社の価値を大きく左右する投資です。
真っ先に削減してしまう企業は、
目先の利益を優先するあまり、
未来の成長を自ら止めてしまうことになりかねません。
特に小売業のように「人」が直接お客さまと関わる業界では、
従業員のスキルやホスピタリティが売上に直結します。
品揃えだけでなく、従業員のおもてなしやレベルの高い対応力があるからこそ、
「あの店が好き」と言われるブランドを構築することができるのだと思います。
人財教育を削る企業と、逆に厳しい時ほど強化する企業では、
後に大きな差がつくはずです。
人財育成にしっかり投資するという経営トップの意志こそが、長期的な繁栄を生む、
本当にそう思います。
ただ教えてもらう側も、
「教えてもらう」のを待つだけでなく、
先輩や上司の良いところを観察して盗む姿勢も大事です。
昔はそうやって自ら学ぶのが当たり前だったこともあるのですが、
そのおかげで成長できた部分も多いです。
本人の学ぶ意欲が一番の成長のカギで、
受け身ではなく、自分から学びにいくことが大切ですが、
そんな人達を成長させる側の意志や信念は、もっと大切だと思います。